女性ユーチューバーで「30代売れ残り、カジュアルなお付き合いができる男性を求めて・・・」のようなキャッチフレーズで動画をアップしてるかたがいる。

もはや、30代女性は決して売れ残りという時代ではないが、彼女の言っている「カジュアルなお付き合い」とは、マッチングアプリで男性と待ち合わせをして、生理的に嫌でなければ、〇テルに行って楽しむことを言うそうだ。彼女は、最初は婚活で登録していたようだが、なかなかうまく行かず、途中で諦めて??今の考え方に至ったとのこと。

マッチングアプリも出会いのひとつの手段であることは間違いない。中には、素敵な出会いをみつけ幸せなご結婚をされているかたも実際にはいる。ただし、反面、報道により過去類を見ない感染症の拡大要因にあげられる等、多くの社会問題も指摘されている。

マッチングアプリでは、日々、膨大な数の男女が待ち合わせを行い出会っている。しかし、その膨大な出会いの総計に対する成婚率は、実は他の婚活と比べ決して高くはないとの分析結果も出ている。

マッチングアプリには、真剣に婚活を行っているかたも多く登録されていると思われる反面、遊び目的やその他良からぬ目的で登録している人間も多いのが現状だ。

そのため、ギャンブル中毒のように「男女の性の遊び」が病みつきになり、身も心も「もう、どうにもこうにも止まらない」といった中毒状態になってしまうと、なかなかそこから抜け出すことは難しくなる。

真剣に婚活を行っている場合、自分自身の危機管理能力に自信があり、十分人を見抜く力と対応力を身に付けているかたは、婚活での出会いの一つのツールとして活用するのもありなのかもしれない。しかし、マッチングアプリに潜む悪は、海千山千であり手慣れたものである。一筋縄ではいかないことは深く肝に銘じておくべき。

一見効率的な婚活に思えるマッチングアプリではあるが、遠回りしていることに気づいていない人が多いことも事実として忘れてはいけない。

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