懇親会やパーティー等の席で、「え!九州ですか!?私も九州出身なんですよ」「熊本ですか!私もです!!!」なんていう会話で盛り上がっている光景を目にする。その嬉しそうな顔を見ていると、微笑ましくて、聞いているこちらも温かい気持ちになる。

幼少期を過ごし思い出がたくさん詰まった生まれ故郷を後にして、東京など都会で日々の生活を忙しく過ごしている人は多い。人は、社会に出た瞬間に、社会人としていよいよある意味無機質で過酷な人生が始まる。やがて、年々、1年がはやく感じるられるようになる。1年が今よりも長く感じられたあの頃の温かく懐かしい思い出は脳裏に深く刻まれており、それが生きる支えになっていることは間違いない。

人は、共通の経験があったり、故郷が同じ人に出会うと、それぞれの個性や現在の生活環境に関わらず、相手との親近感を感じないではいられなくなるようだ。共通の経験を持っていたり故郷が同じということは、人々が互いを理解しやすくなる要因となり、それによって人々はより深い絆を築くことができる。

男女が出会い、お互いを理解していく過程においても、「共通の経験があったり、故郷が同じ」ということが、お互いの親近感を強め相互理解を深める要因になるだろう。心がひとつになる時間は心地よいものだ。

「共通の経験があったり、故郷が同じ」ということ以外にも、実は心の中にはみんないくつも種があるはずだ。お相手からその種を引き出す前に、一期一会で終わってしまうのって、何か寂しい気がする。同じ種を見つけやがて種は実り可憐な花を咲かせる。男女の出会いおいて、外見も大切だが、同じ心の種を持ったお相手と末永く幸せに暮らしたいものだ。

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