人生100年時代とは言え、誰でも年々身体が年老いてくるのは仕方がない。アンチエイジングで少しでも抑えながら人は生きている。しかし、せめて気持ちいだけは若々しくいたいと思う今日この頃だ。

人は年老いてくると気づくことと忘れることがある。

人は年老いてくると、過ぎ去った日々の記憶が深く心に刻まれ、時折その中から思い出を辿ることがある。家族や友人とのほほ笑ましい瞬間、青春時代の情熱的な出来事、そして愛する人との幸せな時を思い出し、心が温かな感覚に包まれる。そして、自分が色々な人から支えられ生きてこれたことを知り、本当に大切のものが何であったか明確に気づくのだ。

本当に大切なものを大切にしてきた自分が今いるのか、本当に大切なものに気づかず既に失ってしまった自分がいるのか、人生の総決算がそこにある。

しかし、同時に、些細なことを忘れることもある。例えば、昨日食べた夕食の内容や鍵の置き場所など、日常生活の一部が抜け落ちることがある。

それでも、そんな些細な忘れ物が人々を笑顔にさせることもある。家族や友人がその忘れっぽさを優しく助け合い、笑い合う姿は、年月を経ても変わらない絆の証しであり、心にぬくもりをもたらす。

歳を重ねることは、記憶の喪失という暗い面も含むが、同時に、新たな思い出を築き、愛情と理解が深まる旅でもある。

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