新人スタッフFです。今回は「イケメン好き女性(山里亮太・MEGUMI)」の題目でお話しします!

世の中にはイケメン好きな女性が多い。

また、昭和などのひと昔前よりもイケメンが増えたような気もする。

第一、男性用化粧品まで普及している時代だ。

中には整形男子までいる。

イケメン好きは、自分自身の容姿などお構いなしだ。

中には「イケメンと私はお似合いだ!」などと救いようもない勘違いをしている女性も少なくない。

イケメン好きな女性からの質問に、蒼井優さんのご主人である山里亮太さんとMEGUMIさんが回答するシーンがある。

以下のとおりだ。

「自他ともに認めるイケメン好きの私ですが、結婚相手にイケメンを求めるのはおこがましいでしょうか?」の質問に対して

「イケメンの人って、そういう人のこと好きにならないと思うんですよ。とにかくイケメンと付き合いたい人と一生をともにしようと思う人ってそういないと思うので、その考え方の限り、世のイケメンと言われる人たちは好きになってくれないんじゃないですかね。」(山里亮太)

「あとある程度の年齢になってくると、生き様が顔に出て来る。何考えているとか、意地悪、不安、不満とかが凄く透き出ちゃうんですよ、35ぐらいすぎたら。イケメンだったのにおかしいな、みたいな風になってくるから顔だけはもったいない。一緒にいてだらっとできる感じとか、一緒に夢中になれる活動があるとか、そういう感じじゃないと、こっちが嫌になるよ。絶対」(MEGUMI)

「もう何も得られなくなるまで狙い続けることは気を付けて。こっちが一方的に選べる世界じゃないのだから」(山里亮太)

イケメンは確かに一緒に歩いていて、優越感に浸れるだろう。

男性だって美人を連れて歩いた方が優越感に浸れて嬉しいものだ。

それは男女ともに多くの人が憧れる世界ではないか。

ただし、人は大人になるにつれて色々な異性を見ることになる。

そして異性を見る目が段々と養われていくのだ。

MEGUMIさんも言っているが、特に男の人の顔には、その人の「生きざま」が自然と滲み出て来るものだ。

これは間違いない。

仕事や私生活でも多くの修羅場や困難を乗り超えてその経験・体験から多くを学び身に付けている人は、自然と脳や心がその人の顔を内面からいい顔にしていくのだ。そして人の心が分かるようになり、見せかけだけではない本物の優しさまでも身に付けていく。

かたや、多くの修羅場や困難に立ち向かうことなく「逃げること」ばかり覚えてしまい、中身のない虚勢ばかりはっていれば、経験値の浅さが出てしまう緩い顔になるのだ。

これはどうにも変えようのない真理なのだ。

MEGUMIさんが言っている「ある程度の年齢になってくると、生き様が顔に出て来る」というのはまさにこれである。

山里亮太さんの「こっちが一方的に選べる世界じゃないのだから」は極論だ。

私の経験では、イケメンにも2種類いる。

①生まれつき目鼻立ちが整っていて小顔で俗に言うイケメン(美男子)

②数々の難しい難局や試練を乗り越えて、その中から多くの学びを身に受け内面から湧き出るいい顔(素敵男子)

①の場合でも、②のように社会経験豊かで、多くの学びを吸収できる人であれば、素敵な男性になれる。

素敵な男性か否か見破る方法は、その人が経験してきたことの大きさ、そしてそこから自分なりにどこまで深く考え、自分としての真理を見出しているか。それが顔に出るのだ。

『NASSより宇宙に近い町工場』等の著書があり、町工場でありながらロケット開発に成功した植松努さんという方がいる。

確かドラマにもなった。

正直、外見は普通のおっさんだが、夢を持ち続け、数々の邪魔する人間や困難・試練が襲い掛かってきても乗り越え夢を実現した人物。彼が語り掛ける言葉は温かみに満ち溢れ、心がほっとする。まさに、彼自身の経験や人間性から滲み出るカッコよさがある。作業服を着ていてもカッコいいのだ。

問題は、女性が本物を見極める眼を持っているか否か。

中身のないかすっかすのイケメンより、いい男(素敵な男性)を見極める眼を持てるように自分自身を磨こう。

ここで、私の大学時代のある出来事をご紹介しょう。

大学のキャンパス内に他の大学の女学生が、コンパしたい相手を探しに潜服していることがあった。

当日私たちは、サークルメンバー8人程でキャンパスを歩いていたが、とある有名女子大のなかなかいけてる女学生(4名)が、我々に話しかけてきたのだ。

タイミングいいことに、我々のメンバーの中には、読者モデルをやっているメンバーや学内でもタレント学生より目立つイケメンも多くいた。

もちろん、私は引き立て役だったのだ(トホホ涙)

「私達とコンパしてもれえませんか?この4人とあと4人素敵な女子をセレクトするので8対8で!是非」とのことだった。

キャンパスで逆ナンされるなんて「棚から牡丹餅」、もちろん我々はOKだ!

コンパは大いに盛り上がっていたが、突然、ある事件が起きた。

ちなみに前置きしておくが、我々メンバーは、ナンパ師的な学生ではなく、みんな爽やかで優しいとてもいいやつばかりだった。

相手メンバーの女性の中の一人が、舞い上がっていたのが、全体の会話を支配していく。

まー、要約すると、「コンパ色々やっているけど、ブサイクな男性とだとスイッチいきなり切れる。ねえねえ、みんなも男性の立場でもそれってあるでしょ。私、ブサイクは受け付けない。ブサイクは無理。でも、今日は最高に楽しい!」「私はコンパやると色々な男性が連絡先聞いてくるけど、ブサイクだけはうざい」等々

ま、こんなことを延々とくっちゃべっているのだ。

我々のメンバーは、きっとみんな「やれやれ」とは思っていただろうが、彼女をいじったり、誉めてみたり、励ましてみたり、楽しい場にすることを第一に考えて場を作っていた。

と、その時だ!

我々の中のエース級の一人、H 君が口を開いたのだ。

普段、モテモテだが、女たらしではない彼が急に口を開いたのだ。

しかも冷たく冷静にだ。

「あのさー、お前が一番いけてないんだよ。男性がブサイクとか言う前に、お前、自分を鏡で見てみろよ!モテる自分だと思い込みたいんだろうけど、現実見ないと、さらに自分が悲しくなるぞ」と。

全員唖然。

一番、そんなことを言わないようなH君が。

聞いていて我慢できなかったのだろう。

そして、「お前帰れよ。みんなが不快になるから」と。

彼女は、最初「冗談でしょ、H君、いじめないでよ!」なって言っていたが、彼の冷たい目を見て我に返ったのだろう。

彼女は帰っていった。

お友達の女性の一人が、外までついていってフォローしたようだが、またお友達が戻ってきて会は再会。

「男性たちがみなさん素敵だと、彼女舞い上がってしまい、少し自分を大きくみせよとしてしまうことがあるんだよね。ごめんね。みなさんを不快な気持ちにさせてしまって・・・」と女性陣に謝られた。

その場は、我々のメンバーのY君(浪人最年長)が、「Hは、彼女をいじめようとして言ったわけじゃないよ。ここにいるメンバーはもしかしたら彼女の話を聞いていてみんな同じことを思っていたと思うのさ。でも、我々は、もう会わない女性だし、適当にいじったりして気分よく話してもらい、場の雰囲気を壊さないようにしていたのだと思う。Hは優しい奴だから、彼女のために、誰も何も言ってあげないことにイラついていたように俺には見えた。な、H・・・、どうなの?」と彼に語り掛けていた。

H君は黙ったいたが、まさに彼の心情はそうなのだ。

後日、幹事の女性を通じて、我々に電話があった。

例の彼女からのメッセージは、「はじめて目が覚めました。素敵な男性たちと綺麗な女性友達の中で自分の存在意義があるのか。焦り、不安があった。だから、身の程知らずに下品に背伸びして言いたい放題だった。私も仲間だよね、みたいな感じで。彼(H君)は、そんな自分に気づきを与えてくれたのだと思う。誰も言わないことを、勇気を出して言ってくれた彼には感謝しています。こんな素敵な会に出られてよかった。でも、ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした。そしてありがとうございます。」との内容だった。

先日、大学時代の仲間と楽しく飲む機会があった。

メンバーはみんなこのことを覚えていた。

「彼女、幸せになっていればいいな~」「Hの想いが、彼女の心に届いたのは嬉しかったね」・・・

彼女が、うわべだけではなく、真の素敵な男性と出会い、今は幸せな家庭を築いていることを、メンバーはみんな祈っている。

楽しい宴は、昔話に花が咲き、酒が進んだ。

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