新人スタッフFです。冬晴れの日が続き、縁側は暖かいけれども、外は相変わらず寒いですね。夜などはかなり厚着をしていないと凍死しそうになります。日本海側は大雪のようです。「雪やこんこ 霰やこんこ 降っても降っても まだ降りやまぬ。犬は喜び庭駆け回り、猫は火燵(こたつ)で丸くなる ♪」という童話が懐かしい。今回は「婚活よりペット」の題目でお話しします!

以前、友人U君から「どう思う?」と真剣な顔で相談されたお話し。

彼は、とある恋活・婚活イベントに参加したそうです。

そのイベントに、ひときわ目立ち素敵な女性がいて、多くの男性からアプローチを受けていていたそうです。

イベントが終了すると、仕切る男性がいて、みんなで二次会に行くことに。

多くの男性が二次会の店で彼女の周辺の席に座ろうと考え、店に向かう道中も彼女にはたくさんのひっつき虫がいたとのこと。

U君は、ガツガツ系ではないので、結局、彼女とは一番遠い対角線の席に座る気配に・・・。

ところが、やや遅れて店に入ってきた女性がいて、彼女は自分の席をその女性に譲り、U君の斜め右前の席に移動してきたそうです。

そして二次会の宴が始まる!

彼は気が利く男性で、オーダーも他の人の代わりにまとめてしてくれたり、店員さんにも実に感じのよい男性だ。

その彼の様子を見て、彼女は自らを虎視眈々と狙い鋭い目線を送る男性達をも憚らず横の女性に「彼、素敵な人ですね!」と声をかけたとのこと。

宴も盛り上がり、帰り際、私の友人U君と彼女は、お互いに連絡先を交換した。

U君は、「こんな素敵な女性が、一度も結婚したことがないなんて信じられない!」と思ったそうだ。

彼女はお父様とペットのわんちゃんとの3人?暮らし。

お父様は体調があまりよくなく、犬好きではないこともあいまって、わんちゃんのお世話をするのを嫌がるそうだ。

そのため、デートの時間は、ルーティーンとなっているわんちゃんへのご飯、散歩、触れ合いの時間以外の特定の時間になってしまうという。

そしてデートの場所は、すぐに自宅に戻れる沿線上の近い駅が希望とのこと。

イベント参加は今回が2回目。

最初に参加したイベントでは、ペット好きでわんちゃんを飼っていている男性がいて、話がとても合ったそうだ。

後日、2人は、彼女のお住まいの最寄り駅でランチを共にしたそうだ。

お互いにわんちゃん同伴で・・・・。

つまり、わんちゃん同伴であれば、ランチの時間のデートも可能らしい。

わんちゃんへのご飯、散策、触れ合いを同時に行うことができるからだ!

んん・・???

ただし、その彼とは、ペット好きでペットについて会話が弾んだだけで、彼自体にはさほど興味がなかったので1回で会うのはやめたとのこと。

実際に婚活においては、ペットを飼っている人が直面する問題があります。

①動物アレルギー(犬アレルギー・猫アレルギー)
日本では、スギ等の花粉に次ぐアレルギーのひとつで、犬・猫アレルギーを持つ人は全人口の10%から20%であるとも言われています。そのため、犬アレルギー・猫アレルギーを持つ人は、ペットを飼っている人と結婚することは難しいと考えてしまう傾向にあります。

②お世話問題
結婚して共働きの場合、「ペットのわんちゃんは可愛いとは思うけれど、ずっとお留守番させておくのは可哀想で心苦しい」と感じる男性も少なくありません。実際に、私の周りにも、ペットを飼っている女性は難しい・・・と言っている男性もいます。また、ルーティーンとなる散歩を面倒に思う方もいます。

③すべての人がペットに好意的であるとは限らない
お相手も「この可愛さを理解してくれるだろう」と当たり前のように思い込んでいる人がたまにいますが、「そもそも犬が好きじゃない」「可愛いと思うけど触りたくない(飼いたくない)」等と考える人もいるのです。犬が好きではない人にとってお世話は苦痛としか思えないわけです。

現実問題、「ペットを飼っているということは、婚活の結果に間違いなく影響する」と言われています。

ただし、ペットを飼っているだけで結婚できないということは絶対にありません。

そもそも、私は、わんちゃん大好き派です!!

特に小型犬が好き!!!柴犬も可愛い!!!

なので、お相手の女性が、ペットを飼っていても全く気にならない派です。

さて、U君と彼女、3回程デートをしているらしいですが、毎回、彼女の最寄り駅、しかも、小刻みな時間で限定・・・・とのこと。

ただし、今のところわんちゃんの同伴はないが、だんだん自分の気持ちは、トーンダウンしているとのこと。

ちなみにU君もわんちゃん好きですが、手間がかかることもあり、生き物なので飼うのは躊躇してしまうそうです。

友人U君からの「どう思う?」に対する私の拙い回答は・・・

「彼女がわんちゃんを凄く大切にしている気持ちはよく分かるね。現在のご家族の状況もあるんだろうし。けれども、最初から、私とわんちゃんはパッケージで考えて・・というのは辛いね。でも、ペットがどうか、ではなく、彼女自身がどうかに視点を置いてみたら?彼女の事情は理解してあげて、その上で、彼女の価値観や考え方、フィーリングが自分に合っているか否か、居心地が良いか悪いか、の話しだと思うよ」と。

結果、2人は・・・・・・

会うのをやめました。

U君の話しでは、「お互いの価値観の違い」が理由だといいます。

残念ながらご縁がなかったのでしょう。

しかし、一番残念に思っているのは私だ!

どんな子か会ってみたかったな~~。

あ、彼女にではなくわんちゃんに(笑)・・・ということにしておきましょう!

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