婚活において「スペック」という言葉がよく使われます。

「〇〇さんと私ではスペックが違う」などと。

「スペック」を英語で調べると「仕様」といった言葉が出て来ます。

一般的な使い方としては、個人の能力や特徴、素質などを示す場合に使われます。

たとえば、「スペックが高い」という場合は、その人が優れた能力を持っていることを意味します。

そのほか、外見に対して使用することもあり、「外見のスペックが高い」という場合は、高身長でスタイルがいいといった意味として使うこともあります。

婚活においては、基本的にスペックが同じ人同士がうまく行きやすいのが自然の摂理ですが、意外に多いのが、「なんでこんな人を紹介するわけ?」とお互い同じことを言いだすケースです。

お互いに自己分析・自己理解が進んでいない場合に多く見られる傾向です。

つまり、自分自身を一般的な見方よりも高い評価で位置付けてしまうことがこのような発言に繋がります。

では、「スペック」を因数分解してみましょう。

ブラッシュアップできない「スペック」、それは、「年齢」「身長」「年収(ある一定の年齢から)」です。これは、現実的に自分自身がまざまざと認識できます。

ブラッシュアップできる「スペック」、それは、「表情」「所作」「話し方」「容姿」「気配り・心配り」・・・等々、たくさんあります。しかしこのどれもが、自分自身を冷静に客観的に観ないと気づかないことばかりです。これが難しい。

婚活は、「自分磨きの場」、自分自身を磨く最大のチャンスであり、磨かれた自分だからこそ、ただ単に結婚するだけではなく、その先にある幸せな家庭を築けるのだと思います。

結婚したらしたらで、すべてバラ色ではありません。山あり谷ありの連続だったりする。けれども、成長した自分であれば、お相手の方とその苦難を乗り越えられるものなのです。二人で色々なことを乗り越えていく中でのみ得られる「絆(きずな)」ほど強いものはありません。

結婚において一番大切にしなくていけないものとして、デビ夫人が、「信頼」「尊敬」「思いやり」をあげていました。

「表情」「所作」「話し方」「容姿」「気配り・心配り」のブラッシュアップは、心身ともに自分磨きのできる要素ばかりです。

お相手に対する「信頼」「尊敬」「思いやり」を持てる人になるには、人としての成長、心の成長が必須です。

「婚活は人生最大の自己投資」とも言われますが、ぜひ、婚活を「自分磨きの場」と考えて進めてみたらいかがでしょうか。

必ず、そこには幸せが訪れます。

「ふるーる公式LINE」↑ご登録下さい