一生のうちには色々な出会いがあります。けれども出会いがあれば別れもあります。人は、常に自分のことを第一に考えてくれる人が一人いるだけで幸せなのだと思います。

両親は自分のことを無償の愛で守ってくれ第一に考えてくれる代表的な人でしょう。しかし、残念なことに、両親は自分よりも早く亡くなります。

兄弟姉妹はやがて結婚し家庭を持つ。すると家庭が第一になります。

親友たちもやがって結婚するかもしれません。そうするとまた家庭が第一になりだんだん縁遠くなってきます。

「親友が結婚し家庭を持ったら家事や育児で忙しくなり、ほとんど会えなくなった。。。」という話は、特に女性から多く聞かれます。

人はふと、「どんな時も自分を第一に考え、心寄り添ってくれる人って今いるのかな?」と思うのです。

そしてよく考えてみると、両親はいなく、兄弟姉妹も親友もそれぞれ最優先のもの(一番大切なもの)ができていて、第一優先で自分に心を掛けてくれる人がいないことに気づくのです。

人は年々年を重ねる速度が速く感じられるようになり、一人でいることに寂しさや孤独感、不安を感じるようになります。

人生という荒波を乗り越えるなかで「生涯寄り添ってくれて、お互いを一番大切に思える唯一の人が欲しい!」と誰もが心の奥底で思うのは必然的なことです。

お互いを理解し一番大切な唯一の人が一人いるだけで、人生の価値が高まり、人は救われるのだと思います。

唯一の大切な人と末永く生涯を寄り添えるように、お互い思いやりを持ち絆を深めることが大切なのではないでしょうか。

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